| Home |
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告】 | top↑
欲望のおもむくままに(小説)
欲望の赴くままに、(タイトルは小説タイトルではないですw)
オキカイ小説を書いてしまった。

以下ルネアさんとのお約束

☆「オキカイ」ときいて意味わからない人は、
読んでもいいけど、面白いかどうかは読んでくれた人に任せますw

☆大いにネタバレしてるので、
「大神」クリアしていない人は回れ右。

☆少女漫画風糖度なので、
苦手な人も回れ右。

上記お約束きいて、全部平気だーって人は、
どうぞ先にお進みください。

少し長いので、折りたたみ(・◇・)ノ

ちらちらと雪がふる。
こんなに穏やかな雪は久しぶりだ。
ここはカムイ、妖怪達が生まれ出でるといわれる北方の地。
その言葉がまちがいだと、カムイにすむ人たちは思っていただろう。
そう、オイナ族の、カイポクもその一人だった。
けれど、他所の地から邪悪な気配が漂ってきたと同時に、
エゾフジに昔から封印されているという双魔神が復活した。
時同じくしてエゾフジから猛吹雪がカムイ全体に広がり、
カムイの土地は凍り、
妖怪(ケムラム)がはびこるようになってしまった。
昔からケムラムはいたけれど、異様に増えた事によって、
オイナ族の仲間も、幾人かに減ってしまった。
そんなおり、村の宝剣クトネシリカを持ち出した者がいた。

オキクルミ

カイポクにとって、幼馴染であり、
秘かに想いを寄せている男。
そんなオキクルミが、皆の制止をものともせずに、
クトネシリカを村から持ち出し、一人村外れに居を構え、
ケムラム退治をして、クトネシリカの目覚めを待っていた。

村の仲間がオキクルミの事をなんと言おうとも、
カイポクは信じていた。
オキクルミの気持ちも理解しているつもりだった。
けれど、カイポクは正直怒っていた。

今現在・・・
オキクルミは皆と一緒に箱舟ヤマトを見つめていた。
オキクルミが宝剣を村から持ち出して数日後、
ウエペケレに白い狼がやってくる。
カイポクの友達のコロポックルを宿して。
やがてその狼は、双魔神が復活してから、
行方不明になっていたカイポクの妹ピリカを
神秘の森ヨシペタイから救い出し、
さらにはオキクルミと一緒にエゾフジにあるイリワク神殿にいき、
皆を苦しめていた双魔神をも撃退してきてしまった。

ただの白い狼かとおもっていたカイポクだったが、
コロポックルのイッスンが宿っていたのだ。
それにカイポクの脚についてきた狼も初めてだった。
ただの狼なはずがない
その白い狼こそ、伝説の白野威(しらぬい)の生まれ変わり。
天照大神本人だったのだから。

いまや、ピリカの山興しの祈祷も無事に終了し、
エゾフジから猛吹雪がやってくることはない。
そして、一人飛び出したオキクルミも、
宝剣クトネシリカを伝説の通りに覚醒させ、
無事とは言いがたいが、戻ってきた。
そして、クトネシリカをラヨチ湖の台座に突き刺した。
それと同時に、クトネシリカが光り、
今まで解けなかった氷にひびをいれ氷を砕け散らせてしまった。
まさに伝説の通りに今、天への道が開かれた。

白い狼は迷いもなくその天への道を渡り、
諸悪の根源ともいわれる箱舟ヤマトにむかっていった。
しばらくして、びしょ濡れになったイッスンだけがもどってきた。
皆がイッスンを気にしている中、
カイポクだけは、別の事を気にしていた。

「オキクルミ」
カイポクが声をかけると、
無言でオキクルミは振り返る。
「ちょっとこっちきな。トゥスクル。家かりるよ」
「あ、ああ、かまわないぞ」
イッスンを気にかけていたトゥスクルは驚きながら返事をする。
わけのわかっていないオキクルミの腕をひっぱり、
カイポクは祭壇から上のトゥスクルの家に向かったのだった。

「ほら、そこに座って」
カイポクはオキクルミに座るように促すと、
物がどこにあるかわかっているのか、てきぱきと取り出すと、
オキクルミの正面にすわり、姿勢をただしてこう言い放った。
「オキクルミ、上着を脱いで」
さすがにいきなり脱げといわれて、
「はぁっ?」と変な声をオキクルミは上げてしまった。
そんなオキクルミをものともせず、
カイポクはじっとオキクルミをお面越しに見つめる。
「あんた、イリワク神殿で怪我してきてるだろう。
 みんないろいろとおこりすぎて、気づいてなかったみたいだけど」
ぎくりと、オキクルミは少しだけ肩を動かす。
その動きをみて、はぁ・・・とカイポクはため息をついた。
何か隠し事してるときのオキクルミの癖。
ずっと見てきたカイポクだからこそ気づいた事。
だまって宝剣を持っていったこと。
緊急だったが、無事に村に平和が戻ってきたことにより、
皆から何も言われることはなく、
村長のサマイクルもだまってオキクルミを迎え入れた。
だが、オキクルミ自体はいまだ自責の念を持っているのだろう。
素直に「怪我をした」と言えなかったに違いない。


「ほっといたら怪我が酷くなるかもしれないし、
 あきらめて手当てさせなさい」
カイポクはじりっとオキクルミににじりより、
オキクルミのお面をはずす。
案の定、目線はカイポクからそらしていた。
自分のお面もはずして、
カイポクは真正面からオキクルミを見つめる。
少しの間の無言・・・。
しばらくして、今度はオキクルミがため息をつき、
「わかった、わかったからそんなに見つめるな。」
そういうと、オキクルミは潔く上着を脱ぐ。

オキクルミの裸の上半身を見て、
カイポクは一瞬固まってしまう。
オキクルミは確かに上半身に怪我をしていた。
だが、その怪我よりも、傷の多さに驚いた。
この男のことだ、怪我しても放置していたのだろう。
いまだに治りきってない傷もある。
その傷はすべて一つ一つ村の皆を守ってきた証。
カイポクは後ろをむいているオキクルミの背中にある傷を
そっと触れてみる。
痛みはないのだろう。オキクルミは気にしている様子はない。
みるみるうちに、カイポクの目から涙がおちた。
なかなか治療が始まらないと同時に、
後ろから小さな嗚咽が聞こえてきて、
オキクルミはそっと振り返り、ぎょっとする。
(何で泣いてるんだ・・・)
さっきから様子のおかしいカイポクに、
おろおろするばかりのオキクルミ。
「あのな、カイポク・・・」
「オキクルミの馬鹿」
何か慰めようと言葉を必死に探してたオキクルミにたいして、
カイポクはいきなりはっきりと言葉をつなぐ。
思考が一瞬で固まってしまったオキクルミはぐぅの言葉もでない。

「なんで、こんなになるまで一人で突っ込んでいくんだ。
 何でもかんでも一人で背負い込もうとして・・・」
カイポクは泣きながら言葉をつなぐ。
カイポクが怒っていたことは二つあった。
それはオキクルミがすべて一人でどうにかしようとしたことだった。
一人で村をでて、皆を遠ざけて。
それは反対に村の皆を傷つけたくないから、
自分は傷ついてもいい、
けれど他が傷つくのは見たくないという
オキクルミの優しい心からきたこと。
しかし、カイポクにとっては諸刃の剣。
カイポクは、必要とされたかった。
誰でもないオキクルミに。
ピリカみたいに霊力があるわけではない。
トゥスクルみたいに知識があるわけではない。
サマイクルみたいに剣が使えるわけではない。
けれど、オキクルミの側にいて傷を癒すことくらいはできたはずだ。
自慢の脚で一緒に走ることもできたはずだ。
もう一つの怒りは
ほとんど何も出来なかった自分に対しての怒りだった。

「オキクルミの馬鹿・・・少しは皆を、
 私を頼ってほしかった・・・側にいさせてほしかった。」
そういって再び涙を流すカイポクに、
オキクルミは壊れ物を扱うように、カイポクの肩に両手をおいた。
びくっと反応し、カイポクは目の前のオキクルミを見上げる。
しばしまた無言が続くが、オキクルミから沈黙をやぶった。
「カイポク、お前が泣く必要はない。
 俺は決して一人で戦っていたわけではないぞ」
「え・・・?」
「俺は、皆を守りたいと思ったから、一人で村をでた。
 その変わり村の皆は俺を遠巻きにみるようになった。
 けれどお前だけは変わらずに接してくれた。
 変わらずに笑ってくれた。」
オキクルミはそういいながら、カイポクの頭を優しく撫でる。
「笑ってくれ、カイポク。
 俺はお前の笑顔を守るために
 村を飛び出したようなものなんだぞ。」

オキクルミはその後、
てれたように自分の手を口元にもっていき、ぼそっと
「それに、昔からカイポクに泣かれるのはどんな傷より
 俺には一番こたえるんだ・・・」

カイポクはきょとんとして・・・じっとオキクルミを見つめたあと、
こらえきれなくなったのか、
「あ、あははははっ」と笑い出した。
笑いすぎて涙が出てきたほどだ。
これは嬉し涙。
オキクルミは気づいていない。
カイポクの心を溶かした事を。
必要とされてないと思っていたものが、
ここにきて真実を知らされたのだから。
居心地が悪いのか、困ったような顔をしてオキクルミがつぶやく。
「とりあえず、手当てするならはやくしてくれ・・・」
「その前に一言あるんじゃない?」
「一言?」
一瞬考えたあと、オキクルミが紡いだ言葉は。
「・・・その、すまなかった」
「違う!」
ビシィっとオキクルミの頭にカイポクからの手刀がいれられる。
「ただいまは?」
カイポクは腰に手を当てて、オキクルミを見上げる。
(さっきまでの涙はどこへいった)
オキクルミはそう思いつつも、言われたとおりに発言した。
「・・・あー・・・ただいま」
その言葉を聞き、満足げに笑顔を浮かべたカイポクは、
「おかえりなさい」というと、
手当てを始めたのだった。


その後、
手当てが終わった頃にピリカがトゥスクルの家に飛び込んでくる。
「おねぇちゃーん!、イッスンが!」
ピリカの手には一枚の絵。
その絵をみた、オキクルミとカイポクは立ち上がる。
「イッスンもがんばっているみたいだね」
「ああ、俺達も、アマテラスの無事を祈ろうか」
そういうと、
オキクルミは行きとは逆にカイポクの手をとって歩き出した。
カイポクはつながれた手を見つめ、自分も手に力をいれ、
一緒に歩き出したのだった。





■■■■■■あとがき■■■■■■


えー・・・欲望のおもむくままに、
オキカイをかいてみました。
うちの所のオキカイは、いまだくっついておりません。
お互い好きだけど、まだはっきりと「好き」とはいってません。
たぶん、くっつくのはナカツクニが平和になってからです。

じれったい2人→ひょんなことで2人きり→
我慢できなくなるのはオキクルミ(笑)→押し倒す→
怒るカイポク→そこでやっとまともに告白。

うちのは、力関係はカイポク>オキクルミです。
オキクはヘタレですw

というかですね?

ゲーム中カイポクはずっとオキクルミの心配してるんですよ?
それなのにオキクルミは周りを見ないで鉄砲玉みたいに、
突っ込んでいくことしかしないし。
そんなオキクルミを見捨てなかったカイポクに
頭が上がろうはずもないと思います。

なんで、今回の小説は無傷で帰ってくるのは
私個人が面白くないので、
オキクルミは怪我してかえってきました(笑)
そのかわりカイポクに手当てしてもらえたんだから、
よしとしてみてもらえると幸いですw

正直前半はいらないかなーとおもったりもするんですが、
カイポクの心情をあらわす、あらすじだとおもっていただければ、
いいかなーとおもいます。

ここまで読んでくれた方、有難うございました^^




スポンサーサイト

THEME:大神 - GENRE:ゲーム
大神(二次創作)TB(0) | CM(0) | top↑
<<大神設定イラスト集とサントラを(BlogPet) | Home | 大神絵草子「絆」とサントラ(σ´∀`)σ>>
comments
please comment














Only Admin
trackback
TRACKBACK URL
http://mirukes.blog3.fc2.com/tb.php/215-4e8f9fea
| Home |


現在の閲覧者数:

FC2ブログランキングに参加中!
面白かったら
ぽちっと押してください♪

Profile
ルネアの本性とは?
知りたい人は ここをクリック♪
当ブログはリンクフリーです

無料アクセス解析
ぽわっと一言
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
プロフィール

ルネア

  • Author:ルネア
  • まったり、ゆっくり
    ほのぼのとFFであそんでます
ブロとも申請フォーム
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。